ピアス

ピアッシング(ピアスの穴開け)について

ピアッシング(ビアスの穴開け)についてピアスホールを開けるピアッシングは、皮膚に傷をつけることから医療行為となります。市販のピアッシング機器を利用してご自分で行う場合には違法にはなりませんが、ご自分以外がピアッシングを行うことは違法です。
また、ご自分でピアッシングをした場合、完全な衛生管理は難しく感染や炎症を起こす可能性があります。ご自分では納得のいく位置や角度にできないことも多く、ピアスが未完成のピアスホールの中に埋まってしまうこともあります。こうしたトラブルを起こさずにきれいなピアスホールを作るためには、皮膚科で施術を受けることが有効です。
また、カウンセリングで金属アレルギーの疑いがある場合には、保険診療によるパッチテストを行って確認しています。これによって、他のアクセサリー選びにも参考にできます。
なお、当院では軟骨のない耳たぶ部分のみのピアッシングを行っています。感染予防の観点から、軟骨部分やボディピアスには対応していませんので、あらかじめご了承ください。
ファーストピアスが外れるまで6週間かかります。当院では中学卒業以上の方が対象です。なお当院では、ピアスが埋まってしまった場合も、埋まったピアスを摘出してからシリコンピアスを入れることでピアスホールをそのまま残せる処置も行っています。

ご注意

未成年の方のピアッシングには、保護者の方の同席が必要です。ただし、高校を卒業しており、保護者の方が遠方にお住まいなどでご来院が難しい場合には、保護者の方の直筆サインを入れた同意書をご持参いただければ施術が可能です。
体質、状態によっては施術頂けない場合もあります。
ピアッシングの受付時間は17時45分迄とさせて頂きます。

承諾書

皮膚科専門医によるピアッシングのメリット

医療用ファーストピアス

医療機関の厳しい衛生基準をクリアする高度な滅菌を施した医療用ピアスを使用し、取り扱いや処置も厳格な衛生管理を行っています。

品質や安全性の高い素材

ピアッシングに用いるファーストピアスは安全性が高く、アレルギーを起こしにくいチタン製です。チタンは骨をつなぐ手術などにも使われています。

適切なアフターケア

ピアッシング後もピアスホールが安定するまでは適切なケアが必要です。当院では、ご自宅で行うセルフケアについてもくわしくご説明しています。また、いつでもご相談いただけますので、トラブルがあった際にもすぐに適切な処置を受けられます。

治療の流れ

Step1

ピアッシングの処置やファーストピアス、ご自宅で行うセルフケア、起こる可能性のあるトラブルとその対処法などについて、わかりやすくご説明します。気になることがありましたら、お気軽にご質問ください。

Step2

ピアスホールを開けたい場所にご自分でマーキングしていただきます。納得できる位置にマーキングできるようお手伝いしていますので、遠慮なくご相談ください。

Step3

最終的な位置の確認を行った上で、ピアッシング専用器具を用いて皮膚科専門医がピアスホールを開けます。施術後ケア用品をお渡しして確認、終了となります。当日は入浴可能です。

ご注意

当院では耳たぶ以外のピアッシングは行っていません。耳の軟骨部分やボディピアスには対応していませんので、あらかじめご了承ください。

費用

1か所 3,850円(税込) 

診察料・施術料・ピアス代含む

ピアッシング後のセルフケア

ピアスホール完成まで外さないでください

ピアスホール完成まで外さないでくださいピアッシングの傷が治ってピアスホールが完成するまでには、個人差がありますが一般的に6~8週間程度かかります。ピアスホールが完成する前にピアスを外すと穴がふさがってしまいます。ピアスを抜いてすぐまた戻そうとしても通りにくくなっており、無理に通すと傷や腫れ、化膿などを起こす可能性があります。ピアッシングの施術を受けたらピアスホールが完成するまでの6週間ファーストピアスを外さないでください。入浴やシャワーもファーストピアスをつけたまま行ってください。
ファーストピアスが外れない場合は受診してください。

安定するまではピアスをできるだけ入れておきましょう

ピアスホールが完成しても安定するまでは一般的に半年程度かかるとされています。ファーストピアスを外してからも別のピアスをつけて半年程度はできるだけピアスを入れたままにしておきましょう。

ピアッシングでよく受ける質問

ピアッシングの痛みや出血はどのくらいですか?

当院では皮膚科専門医が専用器具を用いてピアッシングを行っています。一瞬だけチクッとした軽い痛みはありますが、強い痛みや出血を起こすことはほとんどありません。

金属アレルギーがあってもピアスはできますか?

当院で使用しているファーストピアスはアレルギーを起こす可能性の低いチタン製です。また、カウンセリングで金属アレルギーが疑われる場合には、事前に保険診療のパッチテストを行って確かめることができます。アレルギーの有無がわかることで、ピアス以外のアクセアリーも適切なものを選ぶことができるようになります。

自分でピアッシングしたら、化膿してかゆみがありますが、どうしたらいいですか?

すぐに当院にご来院ください。当院では適切な処置を行っています。また、ピアスを外す必要がある場合には、シリコンピアスを挿入してピアスホールを守り、状態が改善してから再びピアスを入れられるよう処置が可能な場合もあります。

1回の受診で複数のピアスホールを開けることができますか?

キャッチが重ならない位置であれば必要個数分の費用はかかりますが、複数のピアッシングも可能です。ただし、その場合も耳たぶ以外のピアッシングは行っていません。

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