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帯状疱疹は安静に

こんにちは。

お久しぶりです。

長い夏の後はあっという間に冬がきた感じです。

 

例年秋の皮膚科は乾燥肌が増えるのですが今年はちょっと違う。

夏前から帯状疱疹の方がとても多いのです。

 

帯状疱疹は水ぼうそうにかかった後、疲れ、加齢、基礎疾患などによる免疫低下で体の神経節に潜んでいたウイルスが局地的に活性化して起こります。

抗体は一生ものではなく、環境中を漂うウイルスに出会う事でアップデートされます。

「ステイホーム」で外出の機会が減り、ウイルスを抑え込んでくれるはずの抗体も減ってしまったのが増えた原因と推測されています。

 

帯状疱疹の問題は神経痛の後遺症。2割は3ヶ月以上続くと言われています。

痛みが続くと精神的にも不調をきたしやすくなり数週間欠勤する方もいます。

神経痛を防ぐにはどうしたらいいでしょう?

高齢者や基礎疾患のある人はワクチンも推奨されていますが

まずはかかったらすぐ治療を始めて家で寝ている事。これです!

「今日は会社、明日から安静」はダメです。初動が大事。

カサブタが乾くまではじっと我慢。お布団の中で休んでください。

お風呂は可。よく温めて下さい。

途中経過を見せに受診する事もお忘れなく。

合併症や副作用のチェックを受けて下さいね。 

写真は11月に咲いてしまったツツジです。

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