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「じんましん」のおはなし

こんにちは。

今年は桜までもが慌ただしい年度末です。

さて、数ある皮膚病の中には忙しい時が大好きな病気もあります。

代表的なのがじんましん。

 

じんましんは体調、ストレス、気温気圧、食べ物が複雑に絡んで起こります。

アレルギー性とは区別して特発性と言われます。実は70-80%が特発性です。

 

免疫のゴールキーパーのような役目をするマスト細胞が体が不調な時などに

免疫物質のヒスタミンを大量生産する事で起こります。

本来は体を守るありがたい機能なのですが、じんましんのみならず顔が腫れたり血圧が下がったりするアナフィラキシーのような症状も起こり油断は出来ません。

 

平日よりも週末、昼より夜と医療機関が閉まっている時間に出るところが

実に厄介です。

「そのうち消える」なんて思っちゃいけません。

午後もまだ出てるという事は「夜はもっと悪化する」という事なのです。

でも受診できない!そんな時は花粉症の薬を飲んで時間稼ぎをしてください。

薬局に市販もされています。塗り薬は効きません。

お薬を飲んだらエビ、カニ、青魚、魚卵、トロロ、山菜などヒスタミンを含む食べ物は避け

お風呂もお休みしてサッと休みましょう。

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